ファブリス・ジロット@フランス・ディジョン

ファブリス・ジロット氏はMOF*1ショコラティエ
MOFは色々な業種にあるので日本の「人間国宝」が相当するみたい。
ただ一番有名なのは料理の部門らしい。
襟の部分にトリコロールがあればMOFの証。
シェフは体格の立派な方でした。サインも貰った(笑)
お館さまより「早く伊勢丹の戦の報せを」と命が下ったので、
お菓子藩江戸屋敷の草(下忍)が申し上げまする。
 
テロワール ド ブルゴーニュ
4種類のブルゴーニュ産フルーツのガナッシュジュレ
15℃〜18℃が適温らしい。


左上:フランボワーズ
右上:カシス
左下:ペッシュ・ド・ヴィーニュ(赤桃)
右下:ミュース(ブラックベリー

表面は70%カカオのブラックチョコレートのコーティング。
中央にフルーツジュレがあり、挟むようにフルーツガナッシュ
今日はフランボワーズとペッシュ・ド・ヴィーニュ(赤桃)
 
ペッシュ・ド・ヴィーニュ(赤桃)
最初はカカオのみ。緩やかにガナッシュの甘さ、最後にジュレの酸味と甘さが感じられる。
これはこのショコラ共通みたいだ。
赤桃はジュレになるとようやく感じ取れる。ガナッシュだけだと赤桃と分からないような気がする(馬鹿舌)
赤桃はショコラに対して少し弱いかな。
 
フランボワーズ
フランボワーズは香りが強いので最初からフランボワーズの香りがする。
味わいもフランボワーズは食べ慣れている所為かすぐに感じられる。
こちらのほうが赤桃より甘さが強い。
 
食べてみて感じたけどこのショコラは切ってはいけない様な気がする。
切るとジュレの部分を先に感じることもあるのでバランスが崩れている。
静かに溶けてゆくのを待ってカカオ→ガナッシュジュレと変化を味わうものではないだろうか。
明日は切らないで食べてみよう。

美味さはあれど、価格対満足度を考慮致しますれば「フレッソンの大箱を」と申し上げまする。>お館さま

あぁ、今日の夜おやつ(ショコラ2粒とケーク1/3)だけで凄い金額(汗)

*1:フランス国家最高職人